「吸水ショーツ」徹底解明!スポーツ時に最適?!

今話題の吸水ショーツ。実際どんな仕組みで吸水するの?本当に漏れない?おすすめの使い方は?そんな疑問を解決します!


【吸水ショーツの仕組み】


吸水ショーツは、クロッチと呼ばれる、ショーツの股の部分(Iゾーンがあたるところ)に「防水層」と「吸水層」を備えているため、水分が外に漏れ出ない仕組みになっています。
商品によって、吸水層が2層になっていたり、防水層が2層になっていたり、何層構造になっているかは様々。
また、吸水層に使用する「吸水体」の素材や構造も様々なので、厚みや大きさ、肌あたりが異なります。

具体的な構造は、VSGの「SanitaryショーツforActive」を用いて説明します!



クロッチ部分は長さが25cm(多い日昼用のナプキンほど)で安心。
吸水層の周囲はぐるりと防水布が配置されているので、漏れを防ぎます。
VSGショーツのクロッチは真ん中が浮くようになっているセパレート構造で、羽根つきナプキンも併用しやすく、経血を洗い流す際にも便利です!



VSGの「SanitaryショーツforActive」は6層構造。


①メッシュ生地:一番肌面側の布。水が素早く下に落ちていく構造で水玉のような凹凸で逆戻りを防ぎます。肌面をサラサラに保って快適です。

 

➁③吸水生地:水分を素早く吸収してくれる素材が2層使用されていて、しっかりキャッチ!➁と③で大きさが異なり、ごわつかないように調整しています。また、抗菌防臭機能付きで気になるにおいを防ぎます。

 

④⑤防水生地:吸収生地に含んだ水分が外に漏れ出ないように防水生地が2層使われています。湿度は外に逃がしてくれる透湿防水。
①~④が1まとまりで浮くようになっていて、⑤は表生地に縫い付けられています。

 

⑥表生地:快適メッシュのエラクションPRO®を使用。通気性、伸縮性に優れて運動時に最適。防水生地がしっかり配置されているのでメッシュなのに漏れずに安心。

 

 

ほんとに漏れない?!

 



【結果】VSGの吸水ショーツは運動時に使用しても、規定量まではしっかり吸収し漏れなかった!!


※45cc滴下し5分間ラン後に左お尻横にわずかに染み出しあり

検証では逆に紙ナプキンのずれや吸水スピードの低下が気になりました。
紙ナプキンに使われているポリマーは水分を含むと膨らんで硬さが出てくるので、運動中はしわやヨレ、ズレが出やすく伝い漏れの原因になっているのでは?と感じました。
逆に吸水ショーツは規定量(40ml)を超えても吸水スピードが極端に落ちることはなかったです!




経血量は人によって違うので、まずは自分に最適な吸水量や素材を知ることが大切。最初は、ナプキンと併用して数時間だけナプキンを外してみたり、1日自宅にいるときに試してみるなどして、様子を見てみるのがおすすめです!

ズレない、トイレでの取り換え不要、ゴミが出ないなどスポーツ時にぴったりのメリットがたくさんあります。是非、選択肢の1つとして試してみてはいかがでしょう。
お手入れの不安などもあると思いますが、別の記事で洗濯の仕方についてもまとめているので、チェックしてみてください!

 

 

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